下村博文氏の出した文書は偽造文書で間違いない

 自民党幹事長代行の下村博文氏は29日の記者会見で、学校法人「加計学園」(岡山市)の秘書室長から政治資金パーティー券の費用として計200万円を受け取ったことをめぐり、内部情報を漏らしているのは元秘書であることを週刊文春の記者が認めた、と説明した。「週刊誌が入手したのは内部文書のデジタルデータであるようだ」としたうえで「記者が事務所に取材に来た際、事務所スタッフとのやりとりの中で(情報源について)認める発言があった」と語ったが、文春側は否定している。

 週刊文春編集部は同日、朝日新聞の取材に「取材した記者に、細かいやり取りを確認しましたが、下村氏の発言は事実無根です。取材源の秘匿は記者が守るべき義務であり、それについての確認には一切応じていません」と反論した。

 また、下村氏から情報源と指摘された元秘書の男性はこの日、「私が、週刊文春側に下村代議士事務所のデジタルデータを提供した事実はありません」などとするコメントを出した。

自民党の下村博文・東京都連会長は29日、党本部で会見し、学校法人「加計学園」からのパーティー券200万円分の購入を政治資金収支報告書に記載しなかったとする「週刊文春」の報道を否定した。その際、名前こそ出さなかったものの、元秘書で「都民ファーストの会」から東京都議選の板橋区(定数4)に出馬している平慶翔氏(29)が内部文書を持ち出したことが、文春報道につながったとする疑惑を指摘した。

 一方、平氏は29日深夜、「ニコニコ生放送」の都議選関連番組に出演後、報道陣の取材に応じ、下村氏が会見で述べたことに全面反論。異例の泥仕合となってきた。

 平氏のおもな主張は以下の通り。

  ◆  ◆  ◆ 

 -下村博文氏の出した文書は偽造文書で間違いないか

 平氏 そうですね。

 -誰が書いたのか

 平氏 私の知り得るところではありません。

 -事実関係をあらためて

 平氏 私は資料を見ましたが書かれている内容は事実無根。(サインも)私の筆跡ではないと感じた。

 -下村氏サイドは、弁護士が立ち会って上申書を書いたと言っている

 平氏 事実ではありません。

 -身に覚えがないと

 平氏 そうですね。

 -「事実無根」の根拠は

 平氏 選挙でありますから、私は都民ファーストから出馬することになりました。そして、出馬予定者となった時点でそういった誹謗(ひぼう)中傷がありましたので、選挙に出たからなのかなと思っている。

 -事務所を解雇されたのか

 平氏 解雇というか、私は一身上の都合で退職している。

 -理由は

 平氏 昨年1月から悩むところあり、退職した。

 -下村さんに対しての今後の対応は

 平氏 しっかり対処していきたい。都民ファーストの会と協議しながら対応していく。

 -名誉毀損(きそん)など法的対応も検討するのか

 平氏 ええ、ちゃんと具体的な形を取りたいと思います。

 -小池百合子代表からは何か話はあったか

 平氏 特段なにもありません。

 -平さんの説明が真実なら、今の下村さんへの思いは

 平氏 選挙ですので、そういった誹謗(ひぼう)中傷があるのは仕方がないのかなあと思う。3年6カ月働かせていただきました。お世話になったことは変わりないので、大変感謝しております。

 -下村事務所時代、週刊誌報道にあるような闇献金は見聞きしたか

 平氏 控えさせていただく。

 -ご存じということか

 平氏 秘書として見てきたことはさまざまなことがございますが、それをですね、お世話になった方ですので、今この場で話すのは筋が違うと私は考えている。

 -否定しないということか

 平氏 控えさせていただきます。

 -選挙後なら話せるのか

 平氏 いついつだから話そうという発想はありません。

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その後、

元秘書の署名の部分だけjpeg圧縮ノイズが他の部分よりも多量で笑った
TVの画面でみてはっきり判るレベル。署名の部分だけ他の書類からのコピペで確定

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Mrサンデーで、元秘書の平と下村が揉めてるという話、悪事を認めるとした平のサイン入りの上申書とやらが「文書内の日時の食い違い」が明白で、サインされた日時が「去年の8月10日」であるのに対し、犯罪を行なったとした文書内の日時が「去年(28年)の12月」。四か月も未来に起こる犯罪に対して「やった事を認めた!?」と偽造の疑いが濃厚か!?と番組内で克明に取り上げられていたが、急遽番組途中敗者の弁を語る下村に直接その言い訳を訊いたら、「…それは間違いです。27年、一昨年のことです」たぁ、どう考えても異常だろ。一年間それでよく務められたな。誰がそんな出鱈目な上申書を確認も訂正もせず、何の指摘もしないままサインなんかするかい。