お歳をとると、食塩への感受性も落ちてきて、
ずいぶん塩辛いものを召し上がっているようだ。
これでは、高血圧になっても仕方がない。
また、入院したときに、「味気ない食事だ」と嘆くのも無理はない。
食事は、習慣だから。
もっともっと薄味に出来ますよ。
アドバイスです。
考えてみてください。
外食や、この季節の頂き物など、
確かに、塩分過剰なものが多いので、困ります。
それなりにおいしいですが、
腎臓に負担がかかりますし、高血圧になりますので、
結構なお品といえども、
注意した方が宜しいかと思います。
わたしなどはレトルトばかり食べているような次第で、
レトルトなどは、食塩以上に悪いものをたくさん使っているはずで、
論外でありますが。
せっかく、高級食材で、おいしいものなのですから、
食塩分を大幅に洗い流すような気持ちで、まずは調理し、
味がどうしても足りなかったら、
自分でひと味付け加える、そんな感じでよいのだと思います。
お宅で調理するときも、ご年配の人に味の決定をしないで頂いた方が宜しいかもしれません。
どうしても、塩分が多くなります。
これは個人の特性の問題ではなく、お歳をとればみんながそうなるものですから、
心がけの問題ではありません。
なるべく若い人に味付けは任せて、塩分過剰にならないようにしましょう。
逆に、カルシウムについては、多めにとるように、これも、意識的に整えましょう。
お歳をとってからの、カルシウム減少の問題は、皆さん共通の問題です。
小魚、牛乳、チーズ、ヨーグルト、その他、こまめに、カルシウムをキーワードにしてみましょう。
レストランに入ったときも、
出来れば、年配のシェフは、避けたいものです。
そして、素材の味を素材のままで出してくれるようなお願いをしてみたらいいと思います。
あまり味を付けなくて結構、足りなかったら、
レモン汁でもたらして、いただきますから、
こんな感じのわがままを聞いてくれるレストランとおつき合いしておきたいですね。
最近は、個人的には、糖尿病の人に対応するフランスレストランや、
腎臓病に対応する減塩メニューに積極的なレストランも、
港区、青山、代官山ゾーンでは増加しつつあり、喜んでいます。
頂き物は、そのまま食べずに、まず、塩抜きできないか、考えてみたらいかがでしょうか?
素材はいいものを使っているはずですから、
生かす方法があるはずです。