最近は高級ステーキというと、
シェフを囲んで食事をすることが多いようだ。
うかい亭とか行ったことはないけれど
話に聞くところでは
シェフがつきっきりでおしゃべりをするのだという
要するに鉄板焼きでしょう
鉄板をきれいに磨きながら
ステーキ、にんにく、チャーハン、その他野菜、などを次々に焼いてくれる。
焼き加減についてインタビューしながら、
匂いも楽しめて、
いろんな講釈を聞いて食べると
格別の味になるという仕組みらしい。
焼きたてだから、おいしいには違いない。
目の前で焼くからなんのごまかしもない。
肉そのものを独占的に入手できるわけではない様子で、
実際、そこらの高級スーパーで牛肉でもポークでも買ってきて自分で焼けば、充分においしい。
だって、焼くだけなんだから、
なんの技術もない。
できるだけ高温でぎゅっと焼いて、あとは弱火でいい。
とにかく何でも自分の好きにして食べたい。
わたしはシェフの顔を見ただけで食欲がなくなるから。